養老地区・嶋崎さん(ぱうわう)のお宅を訪問しました!

丹後の地域性を、さらに深く体験し、竹のアート作品制作に活かしてもらおうと、リッカルド・ピオバーノさん(ミラノ)とムッサ・トラオレさん(ダカール)、ENZO田畑さん、小笠原さん、通訳のアレッサンドラさん(ミラノ)らと、養老地区の嶋崎さんのお宅を訪問しました!

 

まずは、130年も続くという、嶋崎さんの木造建築の説明を受け、さらに囲炉裏やおくどさんなど、ススダケができるシステムに触れ ました。京都の茶室で見たススダケが、このような古民家の空間で、長い時間と人の手間がかけられることによって出来上がっているということは、日本人でも 知らない人も多い事柄です。黒光りする、飴のような奥行きのある表面のテクスチャー。この美しさは、一朝一夕では出来上がらないものです。しかも、それら が再利用されて、茶の美意識にリ・インカーネーションする。

このような、日本の美意識や再生利用は、彼らの作品コンセプトともつながる重要なものでした。

 

その後、夕方まで生きていたという鮮度の高い魚料理に舌鼓を打ち、みんなの熱い語りと、楽しい笑いで、養老地区の夜を満喫させていただきました。

嶋崎さんご夫妻に大変お世話になり、ありがとうございました!

Grazie mille

Merci beaucoup!